2007年 03月 06日
『パフューム ある人殺しの物語』
見事な映画化である。原作を知っている映画でここまで見事な映画は初めてだ。

この主人公が「普通の肉体的快楽」に「普通に興味のある普通の男子」だったら、
匂いを嗅ぎつつも赤毛の女を抱いたのではないか、
彼がキスすることを 知 っ て いたら、
その匂いによって呼び起こされる恍惚とした感覚を
一般的な愛情や、情欲に変換できたのではないか・・・

と、考えさせる、原作にはないシーンにちょっと唸ってしまった。
見て損はない、今月の逸品。


2年前に原作を読んだ時、
この主人公グルヌイユは、LOTRで一番地味なホビット役だった
(今はロストのチャーリーのほうが通りがいい)ドミニク・モナハンにやっていただきたい!
と個人的に 熱 烈 妄 想 していたのだった。
その理由は、「ブサ可愛さ具合がちょうどイイ」から(酷

しかしながら、私の妄想がキャスティングディレクターに届く訳はなく、
決ったキャストは、知らない名前のイギリス人であった。

ベン・ウィショー

誰だよ? 知らねーぞ、と思いつつ、主演については期待値ゼロで鑑賞。
(共演のダスティン・ホフマンとアラン・リックマンについては
 文句のつけようもなく期待してましたけどね/笑

なんだけど、

ベン・ウィショー、イイ!!
ブサ可愛さ具合がイメージ通りだ!
口のデカさもカエルっぽくてイイ!

クライマックスのシーンなんかほとんど大笑いなんだが、
もう全部許す! って感じであった。。。

そしてそして、アラン・リックマンに「マイ サン」と言われ
抱き着かれ、ものすご〜〜〜く嫌そう〜〜な顔を!

そう、そうそうそう! その顔が見たかったんです! 素晴らしい! 
ありがとう、ベン・ウィショー! ありがとう(爆
監督もありがとう! 
トム・ティクバに時代物なんか撮れるんか?とか言っててごめん! 
まさに、見たいシーンのオンパレードであった。

ああ、この満足感を「LOTR」で得られたらどんなに眼福であったことだらう。。。と、もう2年もたってるのに考えずにはいられないほど、いろんなものがハマっている映画であった。脳内妄想も満足。

それにしても、ブリティッシュ田舎もんな顔が好きらしいよ、自分。。。
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by mekara_uribou | 2007-03-06 02:11 | ツッコミ上等映画レビュー


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