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2006年 04月 25日
『ブロークン・フラワーズ』
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ジム・ジャームッシュの久々の新作は、
金はあるけど冴えない日々を送っている中年男のロードムービー。
隠居老人のような生活をしているドン・ジョンストンの元に
「あなたの息子が19になります」という匿名の手紙が届く。
誰かのいたずらだ、と無関心を装いつつも気になってしょうがないドン。
おせっかいな隣人に促され、20年前の恋人たちを訪ねる旅に出る。

現在のドンと無関係の人生を送る女たちは突然の訪問に顔を引きつらせる。
見てるこっちのほうが気まずくなるくらいだ。

子供がいるかどうか探りを入れる会話中、
無表情に見えるドンの微妙な表情の変化に、
棚ぼた的な息子の存在に何かを期待しているのが解る。

その昔ゲーム業界で一山当てた過去のおかげで金には困らないものの、
今の自分の人生に欠けている何かを、
その息子の存在が埋めてくれるかも知れない。

意識的か無意識的か、そんな虫のいい期待を抱くドン。

十字路に立ち尽くすその姿に、
自分の種を残さずにいる中年男の本能的な焦りを感じる。
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by mekara_uribou | 2006-04-25 15:55 | ツッコミ上等映画レビュー
2006年 04月 06日
しかしポールは来なかった。。。
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映画版『ダ・ヴィンチ・コード』のプロモーションのため、
急きょ来日記者会見がある、とのニュースに開口一番
「ベタニーは来ないの??」
と聞いてしまったが、ベタニーだけじゃなくイギリス人は来なかった。
来日はトム・ハンクスとジャン・レノである。

ジャン・レノと言えばレオン、
ちょいモテオヤジの教祖様(本人の意志に関わらず)な訳だが、
ブラピ来日時に↑のような質問をした記者は会見に来ていなかったらしく
誰も「モテオヤジの極意」を聞くものはいなかった。
残念(笑




映画はまだ未完成だそうで、会見前に35分のフッテージの上映があった。
今回限りの特別編集だそうだ。

サー・リーを演じるサー・イアンは原作の太った男のイメージを払拭する存在感。
流石、サーの称号を持つお方である。


で、
ポール・ベタニー@シラス。
白い! 白いです、ものすごーく白い!
パラフィンのような皮膚に苦痛によるちりめん皺、
背中や太腿に無数の傷跡。
ああん、なんて脳内イメージ通りなのかしら!

でもって、今回もいい脱ぎっぷり。
白くてふかふか〜、ハイジの白パンみたい〜。
あれ? でも『ロック・ユー』のチョーサーと比べると若干筋肉ついてる?
ん? まだ『ウィンブルドン』でつけた筋肉残ってる?
嫁は筋肉感ナッシングの腹が好きなんじゃないのか?
その腹筋が理由で離婚されたりしやしないか?
と余計な心配をしつつ観賞。
今回も、いい尻出してます。 
『ロック・ユー』の時はなかった尻えくぼをチェックだ!(爆


本編(のポール)にも期待大。
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by mekara_uribou | 2006-04-06 23:31 | 取材こぼれネタ
2006年 04月 05日
ポール・ベタニー@シラスに妄想爆発(若干ネタバレ?)
小説『ダ・ヴィンチ・コード』を読んだ。
配役が決ってから映画の原作を読むのもまた乙なもの。

文献や資料から推測される歴史的なミステリの部分は面白いが、
フィクションとしてのミステリ部分はちと弱い。
現存する団体に迷惑がかからないように配慮しているせいもあり、
ラストは少々肩透かしであった。


ま、小説の感想なんてどうでもいいです。


肉体的苦行を伴う修行僧でアルビノのシラス役が
ポール・ベタニーじゃなかったら、
小説もここまで楽しめたかどうか。。。(自爆


いつにも増して白い太腿に棘付きのベルトを食い込ませて祈る姿、
ダクトテープで縛り上げられて苦痛に身を捩る姿、
妄想しただけで、そのハマりっぷりに顔がにやけてしまいます。。。

色素の欠乏した白い半裸に血塗れのシラス(ポール)が
ロンドンの雨の中、司教(アルフレッド・モリーナ!)を
担いで歩くシーンが見たい。
そして、
ついには、ケンジントンパークで膝をつき
『ブレードランナー』のルトガー・ハウアーよろしく
電池切れたように動きが止まるところが見たい。。。


ロン・ハワード監督殿!
トム・ハンクス(キャストアウェイばりのダイエット?)はどうでもいいからっ
ポール・ベタニーに見せ場を与えられんことを!(懇願/爆
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by mekara_uribou | 2006-04-05 15:55
2006年 04月 01日
誰かのことを想うこと
『ブロークバック・マウンテン』を観た。
美しい映画である。
泣ける映画である。

誰かのことを想うことと
人生を営んでいくことは別々にできるのだ、と思った。
いつも誰かのことを想いながら、
その誰かとは別々の人生を歩むことはできるのだ。
想い人と同じ暮らしを分かち合っていたとしても
やはりそれは別々の人生だ。

想う、ことと人生は別もの。
されど、影響し合うもの。

人生という大河の上を流されながら、
空に想いを馳せるような主人公の静けさに泣かされる。
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by mekara_uribou | 2006-04-01 14:51 | ツッコミ上等映画レビュー